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●誰でもがんになる時代に日本人は、実に2人に1人ががんになるという「がん大国」です。30代という若さで発症することも珍しくありませんし、長生きすれば長生きするほど、がんになりやすくなるのです。誰しもがんになる時代です。がんをどのように受け入れ、生きていくのか、日本経済新聞にて「がん社会を診る」を連載されている中川恵一先生に、がんとの上手なつきあい方、その指針を示していただきます。 ●養老孟司先生との対談を収録!養老孟司先生と行った対談を、第3章に収録しています。お二方に言わせると、「人は結局、みんな死ぬ。これを日本人は忘れがち」なのだそうです。身もフタもない養老先生と、軌道修正を試みる中川先生との、微妙にかみ合っていない、でもそこに何とも言えない面白みがある、お二人のふだんからのやり取りを垣間見ることができる対談です。知らず知らずのうちに作り上げている思い込みに、ハッと気づかされる内容になっています。