出版社コメント情報
近代日本地理学におけるノン・アカデミック地理学者に注目。伝記・書誌(学)的アプローチにより福沢諭吉・内村鑑三・矢津昌永・志賀重昂・山上万次郎を中心にその地理学への貢献・功績を明らかにした。 地理学史研究におけるBio-bibliography伝記・書誌(学)的アプローチとは、地理学者あるいは地理学に関連した人物の生涯の調査および書誌(著作・研究文献等)の作成を基礎にし、対象人物の地理(学)思想を明らかにしていくことである。本書のこのアプローチにそって収録された各人の明治期からの貴重な図書・研究論文を網羅した著作目録は必見。