出版社コメント情報
このテキストは、読者として次の2タイプを想定している。①大学等の教職課程で学び、教師という仕事を目指している学生、②教師としての生活を何年か積み重ね、ある程度の自信を持つとともに、不安も感じ始めた現職の教師である。現場を知り、いま大学の教職課程で学生と現実と向き合っている著者が、教師の心がまえ、職務内容、子どもとのかかわり方、教員制度、学級経営のノウハウ、カリキュラム及び教材研究、メンタルヘルス、教員採用の方式と対策など、教職に関する情報や知識・技能等を総合的かつコンパクトにまとめた。『新版 教職論』を大幅に見直し、最新の内容に改訂した新訂版。本書で学ぶ「教職論」は、今、教師に求められている究極の力としての専門性を高め、実践的指導力を啓発することを意図している。その教師の力量は、「授業づくり」や「日々の子どもとのかかわり方」など実践的指導に反映されるものである。