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江戸狂歌壇史の研究

江戸狂歌壇史の研究

商品コード:X1009784762935831

  • 著者石川了/著
  • 出版社名汲古書院
  • ページ数712,63P 22cm
  • ISBN978-4-7629-3583-1

販売価格19,800円(税込)

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出版社コメント情報

本書は、近世中後期を中心に天明狂歌の一大ブームを巻き起こして地方にも伝播した江戸狂歌の生成・流行の実態を検証し、明らかにするものである。上方とは異なる江戸独自の文化が形成された十八世紀は江戸文芸において極めて注目すべき時期であり、江戸狂歌もこうした中から発生した。主導者橘洲・赤良・菅江の活動はもとより、身分職業や老若男女を問わず、特に吉原・歌舞伎関係者や出版者に至るまで浸透した江戸狂歌界の動向と、それに伴う狂歌本出版の動きに留意しつつ、その実状を多角的且つ具体的に解き明かすとともに、江戸狂歌文化の影響を強く受け、地方伝播した尾張戯作界についても検討する。 付篇の資料翻刻『繍像百人狂謌弄花集』『草庵五百人一首』には所収肖像画も併せて収録。