出版社コメント情報
信用組合の業務には、さまざまな取引ルールが定められていますが、時として、そのルールが遵守されないために、法令に抵触、訴訟事件にまで発展するケースが散見されています。さらに、金融円滑化法の施行による監督指針・金融検査マニュアルの改訂において、従来のリスク管理を中心とした内部管理態勢重視の姿勢から、顧客に対する十分な相談・説明義務を果たすべく顧客保護管理態勢の強化が前面に打ち出されています。職員にとっては各種法令・規則を遵守するばかりでなく、顧客対応の成否が人事考課に反映されるなど最重要課題となりました。本書ではこれらの問題点を権威ある執筆陣により具体的かつ平易に解説した、全金融機関役職員の必読にして必携の書です。