出版社コメント情報
住宅の設計とは、居室の天井高から コンセント・スイッチ類の取り付け高さまで “ありとあらゆる高さ寸法の一つひとつを決定する作業” と言い換えることができます。「LDK」の天井を高くして、「移動空間」「諸室」「水廻り」の 天井を低く抑えるのが基本。敷地の条件や建築主の要望などを加味しながら、基本形に変化を与え、空間をより豊かなものに仕立てていきます。高さを操作するテクニックは、すべての設計者に求められる素養なのです。本書では、「LDK」「移動空間」「諸室」「水廻り・外廻り」の高さ寸法の基本的な考え方についてイラストを交えて分かりやすく解説。さらに、解説のないように深く関連付けられた150を超える事例を一挙公開。写真と図面を多用して、使えるテクニックを紹介していきます。これから設計する住宅に最もマッチする寸法を、どのように決めたらよいか分からない。そんなときに必ず役に立つアイデア満載の「高さ寸法カタログ」。一生使える高さ寸法の“定番”が必ず見つかります。