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こだわって買い求めたモレスキンのノートから、カバンの底のどこかでもらったボールペンまで、文房具は私たちの生活の一部であり、喜びでもある。しかし、普段何気なく使っているノートやペン、ポストイットや修正液、セロテープなどは、いったい誰が考え付いたのだろうか? 背後には、どんな歴史や物語があるのだろうか?個々の文房具の、古代から現代までの歴史、発明にかかわった人々、制作会社の創業から没落の日々まで、文房具をありとあらゆる側面から語りつくす。子どもの頃から文房具の魅力に取りつかれていたという著者による、ウィットと偏愛に満ちたエッセイ。