蝶でも蛾でもない、“空飛ぶ水彩画”　と呼ばれる幻の昆虫　神秘的で美しい色彩と造形、謎の生態がいま明らかに『昆虫はすごい』丸山宗利先生最新刊は、世界初の写真集！！ビワハゴロモは、熱帯地域に生息する神秘の昆虫。一見蝶のようですが、実はカメムシやセミの仲間で、　天狗の鼻のように立派なツノ、龍のような顔、ポップな水玉柄の翅など、水彩画のような柔らかい独特の美しさが魅力の、知る人ぞ知る昆虫です。とくにアジアの種には、そのまま洋服のデザインに採用できそうなほど個性的な色彩のものも。　本書は、そんなビワハゴロモのめくるめく色彩と造形の世界にスポットを当てた初めての写真集。　美しい標本づくりをモットーとする丸山宗利先生撮りおろしのコレクションに加え、貴重な生態写真、博物画まで自然が生み出したアート作品であるビワハゴロモの神秘的な魅力を余すところなくお楽しみください。