出版社コメント情報
日本人幼稚園保姆第一号,豊田芙雄の活動に光を当て,草創期幼稚園教育の姿を紐解く。; ;豊田芙雄は,明治8年(1875年),東京女子師範学校発足と同時に読書教員として抜擢され,翌年,附属幼稚園が設立されると,日本人幼稚園保姆第一号として幼稚園教育の兼務を命ぜられた女性である。・・・・・・;豊田芙雄の保姆時代の活動に光を当てることは,そのままわが国の幼稚園教育の草創期の姿を明らかにすることになり,また,幕末に生まれ,明治維新を契機に西欧文化と出会い,それと切り結びを持ちながら果敢に生き抜いた明治期女性の一典型