出版社コメント情報
「分断から和解へ」連帯するハリウッド、躍進するユーフォーテーブル(『鬼滅の刃』)、潜伏するチャイナマネー……日・米・中の40作品以上を通じてポストトランプ時代を読み解く。映画業界からみる国際情勢やハリウッドと米政府の対立、日本映画の現状、中国市場と映画ビジネスに精通する著者が、映画を通じて世界の現状とこれからを見通す、これまでにないタイプの分析本。好評を得た前作「それが映画をダメにする」の続編。月刊「ビデオサロン」で2017年2月号から2021年1月号まで、4年間に渡って掲載した映画批評家・前田有一氏の連載「それが映画を〇〇にする」を大幅に加筆して1冊に。