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「昭和鹿鳴館」と占領下の日本 ジャパンハンドラーの源流

「昭和鹿鳴館」と占領下の日本 ジャパンハンドラーの源流

商品コード:X1009784768459249

  • 著者山田邦紀/著 坂本俊夫/著
  • 出版社名現代書館
  • ページ数277P 20cm
  • ISBN978-4-7684-5924-9

販売価格2,640円(税込)

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出版社コメント情報

敗戦直後の1945年8月、マッカーサー上陸2日前のこと。占領軍を迎え入れる厚木飛行場では、小園安名大佐が徹底抗戦を主張、やってくる占領軍を相手に総決起を呼びかけていた。厚木飛行場に戦闘機があるということは日本に降伏の意思がないということ、なんとかしなければと考えた軍上層部は、安藤組の安藤明に協力を依頼する。500万円(現在の約3億円)という金額で請け負った安藤明は、見事、一昼夜にして厚木飛行場を整備し、無事降伏の調印式が行われることになる。表の歴史にほとんど登場してこない人物、安藤明。児玉誉士夫、小佐野賢治、万年東一といった「フィクサー」の系譜に安藤明を連ね、安藤が経営した銀座「大安クラブ」でのGHQや政治家との交際、安藤がGHQ中枢部に切り込む様子、「天皇制護持」の旗を振りついには高松宮とアポなしで会えるような間柄になる成り上がりぶり、金を政治家にばらまき総理大臣を擁立しようとした豪快さ、GHQに逮捕されてのち金の力を失った安藤明のその後の人生などを、残された資料から秘められた戦後史をたどる。