出版社コメント情報
今、根本的に揺らごうとしている男性主導社会 男性性のゆらぎ=メンズクライシスの時代男性もまた「理想的な男性像・男性役割」に戸惑い始めている男性性の分析を通じてジェンダー平等社会の実現を構想する 男性たちが直面しているある種の「危機」の状況とその背景を冷静にとらえ直し、海外の先進地での取り組みや日本での取り組みの歴史を広く紹介。女性学・男性学研究の両方の成果をふまえ、多様な性に関わる議論も視野に入れながら、日本でジェンダー平等を促進し、同時に男性たちの「危機」を緩和していくための実効性のある具体的政策を提言する。