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「エビデンスで人の心はわからない?」「統計的エビデンスは少数者を切り捨てる?」「エビデンスで治療は画一化する?」――エビデンスをめぐる誤解と迷信を、これ一冊で一挙解決!「そのセラピーが効く理由」をクライエント=患者に説明しながら心理臨床を実践するための、エビデンス活用ポケットガイド。本書前半は、エビデンス・ベイスト・プラクティスの歴史や定義をていねいに紹介する「第1部-エビデンスをまなぶ」、事例研究、前後比較研究、ケース・コントロール研究、コホート研究、ランダム化比較試験(RCT)などさまざまな研究法から良質のエビデンスがどのようにして生まれてくるのかを解説する「第2部-エビデンスをつくる」で、エビデンスを正しく理解するための基礎をレクチャーする。そして後半では、エビデンスの臨床活用法を論じる「第3部-エビデンスをつかう」、心理療法の治療効果論争と疾患別治療エビデンス研究を紹介する「第4部-エビデンスと心理療法」で、クライエントの役に立つ治療を実践するためのヒントをレクチャーしていく。エビデンスがわかれば臨床実践はもっとうまくいく。エビデンス活用のためのポケットガイド!