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スマホやタブレットのグラフィカルインターフェースから、ゲームの各種アニメーションに至るまで、グラフィックス技術の存在感は、高まる一方です。そのような今、「デジタル画像処理の理論を知る」ことは、紙や筆/ペン先のような「画材の特性を知る」ことに近い、と著者は言います。表現手段の構造や性質を掴むことは有用ではないでしょうか。本書では、基本となる2Dグラフィックスをテーマに、デジタル画像処理の基礎知識と技法をやさしく解説。人気急上昇中のペイントツールの開発陣が、楽しい図解を豊富に盛り込み、基礎の基礎から、わかりやすく解き明かします。複雑な画像も、たった1つの「点」から。ラスト1ピクセルまで綺麗に仕上げたい、画質をキープしつつ高速に処理したい、2Dの実力を最大限に引き出したい、広く、これから各種2Dグラフィックスに携わる方々へ、今、必要な基本が見えてくる1冊です。