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哺乳類は、読んで字のごとく「乳で哺くむ(はぐくむ)動物」。おっぱいこそ、哺乳類の証!!でも、よーく考えてみると、鳥類、爬虫類、両生類、魚類・・・・・・ほかの脊椎動物のグループにはおっぱいがありません。なにゆえ哺乳類だけがおっぱいを持っているのだろう?ある日突然、哺乳類のご先祖さまの体に乳房が現れ、乳汁を出したわけではないはずです。おっぱいは、いつどこから現れたのか?どのように進化してきたのか?そして、おっぱいという機能を哺乳類はどう活用してきたのか?このミステリーに、気鋭の生物学者たちが果敢に挑みます。おっぱいのつくりや成分を通して見えてくる「おっぱいの進化史」。それは一体いかなるものなのでしょう。本書では、ほかにも、おっぱいの中には何が入っているのか?人間以外の動物のおっぱいの成分は?おっぱいを我々はどのように利用してきたのか?「乳」と名がつく乳酸菌のひみつなどなど、おっぱいを総合的に掘り下げます。まさに「おっぱい本の決定版」にふさわしい1冊。ぜひご一読ください。