出版社コメント情報
コロナ禍の影響で医療機関は逼迫し、医師と患者との十分な会話、コミュニケーションは一層困難を極めています。 著者は広島県出身の心臓血管外科医です。35年以上、多くの心臓の手術に携わり、多くの命を救ってきました。 また被爆二世でもあり、原爆関連の出版、イベントをサポートするなど、平和活動も行っています。 本書では心臓外科医として著者が学んだ「人生において目標に到達するための秘訣」についてまとめていきます。 著者がこれまで出会ってきた患者、師匠、家族、それらの人々との縁を繋ぎ、絆を深めてきた秘訣、それは著者が実践してきた「人生という『道』の真ん中を歩いて行く」ことです。 寄り道をせず、うまい話に乗らず、損得勘定に囚われず、信じた道の真ん中をひたすら実直に歩いていくこと―― まわりの人にいつも恵まれてきたと話す著者が当たり前ですが大切なことを多くの後進に語っています。 医学の道を目指す人、医療機関で働く人、そして治療を受ける患者さんに多くの医療人を育ててきた著者の生き方を参考にして頂きたいと思います。 【目次】 第1章 医師を目指す萌芽(誕生?小中高時代)第2章 広島大医学部から第一外科へ(大学入学?医師に)第3章 ニューヨーク時代(1992?1994年)第4章 オーストラリア時代(1996?1998年)第5章 再びの広島(1999?2009年)第6章 新東京病院(2009?現在)第7章 垣根を越えた医療貢献(現在の活動)第8章 「道の真ん中を歩く」ことを信条に(読者に伝えたいこと)第9章 心臓外科医に求めること(次世代に伝えたいこと)