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ヒトラーの総統就任後、世界支配欲が頂点に達したドイツ!! 名匠F・キャプラが描くドキュメンタリー。 オーストリア、チェコスロバキア、ポーランド…… 次々とナチスの手に落ちていく東欧諸国 ドイツとの不可侵条約が“死のキス”と化す!! ―陸地を制すれば世界を制する―― 1933年、総統に就任したヒトラーは地政学者たちの計画に従い、世界征服へと踏み出す。最初の標的を東欧諸国に向ける一方でファシズムの勢力を拡大するため、1936年、ファシスト党が政権を握るイタリアとベルリン=ローマ枢軸を確立。その年に開催されたベルリン五輪にもファシズムの台頭が垣間みられる。さらに、世界恐慌の影響による英仏列強の宥和政策が、ヒトラーの東欧侵略に拍車をかけるのだった。