出版社コメント情報
「おれはやることなすことすべてに勝つ!!」;キックボクシングで、プロレスで;格闘競技の極限を極めんとする;格闘浪漫を初の完全復刻!!;;傷だらけになって高くかざすVマークこそ;真の男のVマークだ!! ;;あらすじ;沖縄で空手の神童ともてはやされたVマークの男 大東勝利は、;東京で一旗挙げようとキックボクシングのスター 沢村忠のい;る目黒ジムへ入門する。自分の空手をもってすれば成功する;ことは容易いと高慢な勝利はキックボクシングと対決するが、;半殺しの目に遭わされる……。;自信を砕かれた勝利は、敗戦を糧にキック界でVマークを;かざすことができるか!?;;解説;1969年から秋田書店の「まんが王」「冒険王」と二つの雑誌;にまたがって連載された『格闘王V』は、大御所 梶原一騎と;“男”漫画家 みね 武のコンビによるド根性系格闘モノである。;本来、梶原作品の主人公は、空手なり、プロレスなり一つの;競技をとことんやりとおす姿勢をとるものだが、『格闘王V』;ではキックボクシングとプロレス 当時の二大人気格闘技をメ;インに取り上げている。打ち込むモノが一つでなく二つという;のは、他の梶原作品にない特色であり、梶原一騎は「この作品;では苦心の末一つのことを達成した後、すぐに別の困難に立ち;向かう男の姿を表現した。」とコメントした。;さらに狂言回しとして当時の国民的ヒーロー 沢村忠とジャイ;アント馬場を用い、読者の興味をいやが上にも掻きたてる!! ;なお今回は全エピソードを収録して初の[完全版]としてお届け;する。“格闘王”にふさわしい主人公に注目だ!;;初出;「まんが王」(秋田書店)1969年11~1970年4月号