おすすめコメント
在学中に起業、20代で年商○千万ドル……etc. そんなビジネス「早熟万能神話」に毒されていませんか?著者リッチ・カールガードは、インチキでスタンフォード大学に入学。周りの同級生が次々とエリート街道を進む中、大きな学業の成果を残すこともなく、アルバイトで皿洗いや警備員、タイピストとして社会に出る。細々とライター業は続け、好きなスポーツ雑誌を隅から隅まで見ていた経験を生かし、ライターとしてアルバイト採用されたことから軌道に乗り、シリコンバレーのテクノロジー雑誌を創刊、フォーブスの発行人にまで上り詰めた。自らの経験談を交えながら、「早期成功」が重要視される社会の風潮に反旗を翻し、人が能力を開花する年齢は人それぞれであることを、エビデンスに基づいて論証する一冊である。【CONTENTS】第一章:早咲きへの強迫観念第二章:人間測定検査の残忍な誤り第三章:人間の発達スピードは、やさしい時計で測る第四章:待つだけの甲斐はある――遅咲き組の六つの強み第五章:自分自身の健全な文化をつくる第六章:やめてしまえ! 遅咲き組みへの反体制的アドバイス第七章:自信喪失という名のスーパーパワー第八章:成長が遅い?もっといい庭に植え替えよう第九章:遅咲きの人たち――長い道のり