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地酒や地ビール同様、紅茶にも地域の特性があります。地紅茶の生産は年々増えており、2008年には95カ所だったものが、2017年には665カ所と、10年足らずで7倍に増えているのです。この背景には、地域活性化を目指す人や、注目されることで興味をもった人の新規参入などがあります。近年、ペットボトル飲料ではさまざまなフレーバーの紅茶が販売されており、メディアなどでも紅茶がクローズアップされる機会が増えました。新宿のデパートでは数万円の地紅茶が即売り切れになるなど、地紅茶を楽しむ人が増えています。本書は全国の地紅茶を紹介し、紅茶に興味がある人はもちろん、地紅茶サミットの教科書となる一冊です。