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我々の星のハルキ・ムラカミ文学 惑星的思考と日本的思考

我々の星のハルキ・ムラカミ文学 惑星的思考と日本的思考

商品コード:X1009784779128400

  • 著者小島基洋/編 山崎眞紀子/編 高橋龍夫/編 横道誠/編
  • 出版社名彩流社
  • ページ数335P 22cm
  • ISBN978-4-7791-2840-0

販売価格2,970円(税込)

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出版社コメント情報

ハルキ・ムラカミの文章はいかにして日本から世界=惑星の隅々まで届くのか。村上春樹は、日本を舞台に日本語で描かれた作品を、日本から世界へ向けて発信し続けている。その意味では「日本のローカルな」作家ではなく、かといって「米国発のグローバルな」作家でもない。この「惑星的思考」ともいうべき村上春樹の世界観を、国内外の村上春樹/ハルキ・ムラカミ研究者が共に検証する珠玉の論考の集成。【目次】はじめに「日本」の村上と「惑星」のムラカミ?翻訳?第1章  ヨーロッパに浮かぶ二つの月第2章  村上春樹『国境の南、太陽の西』の新旧ドイツ語訳第3章  一九八五年の「相棒」とは誰だったのか?歴史/物語(hi/story)?第4章 『海辺のカフカ』における時空第5章  村上春樹作品にみる「神話的構造」と物語の構造?海外作家?第6章 『羊をめぐる冒険』をめぐるゴールド・ラッシュの点と線第7章  ここは僕の場所でもない?紀行?第8章  村上春樹の紀行文と小説における相互影響について第9章 『ノルウェイの森』誕生の地 ローマ・トレコリレジデンス探訪記第10章 『海辺のカフカ』を歩く?村上春樹関係年譜?おわりに 加藤典洋「的思考」と村上/ムラカミ批評の未来