出版社コメント情報
★ 国内にある23の文化遺産・自然遺産をわかりやすく解説。
★ 調べ学習にも役立つ!
★ 登録待ちの候補もすべて紹介!
◆◇◆ 世界遺産とは… ◆◇◆
1972(昭和47)年のユネスコ総会で採択された
正式名「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」
(いわゆる『世界遺産条約』)にもとづき、
人類共有のかけがえのない財産として
「国際的」に保護・保全していくことが
義務づけられている「遺跡」や「建造物」、
「自然」などのことです。
これらを次世代に伝えていこうとするものです。
世界遺産に登録されるには、ユネスコの
「世界遺産委員会」において、資産の内容が、
他に類例のない固有のものであり、国際的に
決められた判定基準に照らして
「顕著で普遍的な価値」があると認められることが
第一条件です。また、資産の価値に
ふさわしい、有効な保存管理が手厚くなされることも、
必要条件となっています。
2019年12月時点、世界遺産条約の締約国の数は
193カ国にのぼります。
日本は1992(平成4)年に125番目の締約国として
世界の仲間入りを果たしました。
なお、2019年12月時点、世界で登録されている
世界遺産の件数は1121件。
(文化遺産: 869件、自然遺産: 213件、複合遺産: 39件)
日本では23件が登録されています。
※本書は2017年発行の
『知っておきたい!日本の「世界遺産」がわかる本』
を元に加筆・修正を行った新版です。