出版社コメント情報
わが国の不織布業界は現在重要なターニングポイントにさしかかっているといえる。本文中で詳しく述べるが,従来右肩上がりを続けた生産が2000年をピークに足踏みをしている。周囲からは「不織布よ,おまえもか?」の声が聞こえてくる。果たしてそうなるのかは当業界に関連する人々の対応如何であろう。わが国の不織布を見ると一般産業界の裾の広さのお陰で非常に幅広い展開がなされている。それに伴い末端商品へのきめの細かい対応が不織布でもなされている。このことは何でも良いから多く作ろうと言う世界ではなく,これからも競争力を無くさな