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「読書の自由」を奪うのは誰か 「自由宣言」と蔵書選択

「読書の自由」を奪うのは誰か 「自由宣言」と蔵書選択

商品コード:X1009784787200853

  • 著者馬場俊明/著
  • 出版社名青弓社
  • ページ数238P 19cm
  • ISBN978-4-7872-0085-3

販売価格2,860円(税込)

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出版社コメント情報

「図書館の自由に関する宣言」が1954年に採択されたあとに起きた3つの侵害事件--県立山口図書館蔵書隠匿事件(1973年)と富山県立図書館『図録』事件(1986年)、船橋市西図書館蔵書破棄事件(2001年)をあらためて検証する。この3館の「図書館の自由」侵害事件は、国家や警察権力などの公権力の介入によるものではなく、図書館と図書館員自らが犯した侵害事件である。それだけに、図書館界は大きく揺れ、論議を尽くしながらも、対処の仕方にはいまもって疑問符が残っている。ひとたび問題に直面すると、「自由宣言」の理念と組織構造との間には対立が生じ、どのように対応すればいいのかの合意形成が困難になる。これからも「図書館の自由」を堅守するために3つの事件の実情に迫り、問題点の概要と教訓を導き出す渾身の論集。