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社会的養護の社会学 家庭と施設の間にたたずむ子どもたち

社会的養護の社会学 家庭と施設の間にたたずむ子どもたち

商品コード:X1009784787235244

  • 著者土屋敦/編著 藤間公太/編著 野崎祐人/〔ほか著〕
  • 出版社名青弓社
  • ページ数232P 19cm
  • ISBN978-4-7872-3524-4

販売価格2,640円(税込)

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出版社コメント情報

近年、児童虐待が社会問題化している一方で、社会的養護のもとで暮らす子どもへの支援も注目を集めている。これまで援助の「あるべき姿」などを中心に議論されてきたが、現場ではどのような困難が経験され、施設のありようをめぐって何が問題とされているのか。本書では、児童養護施設や母子生活支援施設、里親などを対象に、各施設のフィールドワークを積み重ね、関連する政策文書や史料を丹念に読み込む。それらをとおして、児童養護施設で求められる「家庭」のあり方、施設で過ごす子どもや職員が抱える葛藤、愛着概念の変容、発達障害と施設の関係性、母親という規範などを浮き彫りにする。医療、教育、ジェンダーなどの多角的な視点から、子どもを養護する現場や制度が抱える規範や規律を照射して、「家族・家庭」と「施設の専門性」の間に生じるジレンマを明らかにする。