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〈怪異〉とミステリ 近代日本文学は何を「謎」としてきたか

〈怪異〉とミステリ 近代日本文学は何を「謎」としてきたか

商品コード:X1009784787292698

  • 著者怪異怪談研究会/監修 乾英治郎/編著 小松史生子/編著 鈴木優作/編著 谷口基/編著
  • 出版社名青弓社
  • ページ数325P 19cm
  • ISBN978-4-7872-9269-8

販売価格3,740円(税込)

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出版社コメント情報

近年、ミステリジャンルでの「怪異」の増殖が目立つ。探偵小説や推理小説など、人智による「謎」の「合理的解明」を主眼としたフィクション・ジャンルであるミステリは、人智が及ばない「非合理」な存在である怪異・怪談・怪奇幻想・ホラーとどのように切り結んできたのか。岡本綺堂、江戸川乱歩、横溝正史、夢野久作、海野十三、久生十蘭、戸川昌子、小野不由美、綾辻行人、京極夏彦などのミステリの代表的な作家の作品はもちろん、四代目鶴屋南北や芥川龍之介、「故人サイト」やゲーム「逆転裁判」シリーズなどのテクストに潜む怪異を丁寧に分析する。ミステリというジャンルで展開される「怪異」の 拡散と凝集、合理と非合理の衝突から、日本のミステリ小説の潮流を捉え返し、近現代日本の文化表象の変容をも明らかにする。