出版社コメント情報
日常世界の心理・社会的な諸問題について「実践即研究」の立場から有効な解決策を模索するために、旧来の方法論や伝統的な役割に飽き足りない心理学・社会学・精神医学などの研究者や実践家の間から生まれたアプローチ、コミュニティ心理学。日本のコミュニティ心理学の誕生からその後の展開までを含む論文をまとめた本書は、その試行錯誤の軌跡としても多くの示唆に富んでいます。「コミュニティ心理学の基礎」「地域メンタルヘルス」「ボランティアと電話相談」「学校組織への接近」「行政の政策決定と専門家の役割」の五部構成。著者は日本のコミ