出版社コメント情報
名古屋・春風館の加藤伊三男館長らの監修のもと、初公開となる円明流の技十一本を収録し、詳細な解説を加えるとともに、名古屋における武蔵の足跡の紹介、さらには加藤館長による歴史や技術の解説などを収録。宮本武蔵は吉岡一門との戦いに勝利した後、円明流を名乗るようになり、24歳で流儀の書として『兵道鏡』を書いた。ニ天一流と名乗るのは晩年のことである。50歳前後に3年間滞在した名古屋では円明流の技が広まったものの、昭和になって絶えたとされていたが、柳生新陰流剣術と尾張貫流槍術を中心に稽古をしている春風館道場には、その技