ヤマダモール

「人間ではないもの」とは誰か 戦争とモダニズムの詩学

「人間ではないもの」とは誰か 戦争とモダニズムの詩学

商品コード:X1009784791775231

  • 著者鳥居万由実/著
  • 出版社名青土社
  • ページ数447,3P 20cm
  • ISBN978-4-7917-7523-1

販売価格3,960円(税込)

ポイント3%119円相当進呈

在庫通常1~2日で出荷

株式会社ヤマダデンキ(登録番号:T2070001036729)が販売し、「株式会社トーハン」が発送いたします。

ご購入数量

出版社コメント情報

動物になる、人間になる、機械になる??大正末から昭和初期、社会構造の変動と戦争の到来によって危機を迎えつつあった人間という「主体」は、モダニズムの時代と表現を作り出した。やがて詩人たちが謳いあげる人間の像も変貌していくこととなる。ときに昆虫として、工場の機械として、戦地を飛ぶ鳥として、動物園の猛獣として、おっとせいとして、「人間ではないもの」が跋扈しはじめていた。左川ちか、上田敏雄、萩原恭次郎、高村光太郎、大江満雄、金子光晴……。時代に浚われていった詩人たちの作品を渉猟し、プレヒューマンとポストヒューマンを架橋していく新たな批評がここに芽生える。卓越した詩人でもある著者による画期となる決定的著作。