出版社コメント情報
≪目次≫ 序章 イギリスの少年刑事司法 少年犯罪・性犯罪・薬物犯罪・刑事手続上の社会的弱者保護― 第一章 イギリスにおける新たな少年刑事司法システムの導入 「一九九八年判事及び秩序違反法」の制定理由を中心にして― 第二章 イギリス「一九九八年犯罪及び秩序違反法」解説 少年犯罪とその再犯の予防に関する基本法の制定― 第三章 イギリスにおける性犯罪処罰規定について 児童の商業的性的搾取に反対する世界会議を契機として― 第四章 イギリスにおける量刑制度の変革 「一九九七年犯罪(量刑)法」とその提案理由― 第五章 イギリスにおける少年犯罪者の少年犯罪者委員会への付託および証人の保護 イギリス「一九九九年少年司法及び刑事証拠法」の成立― 第六章 イギリス刑事司法における社会的弱者たる証人・被脅迫証人および児童証人の保護 我が国における証人・被害者の保護とイギリス「一九九九年少年司法及び刑事証拠法」による証人の保護― 第七章 児童・少年にかかわる刑事事件関係事項の公表制限措置について イギリス「一九九九年少年司法及び刑事証拠法」による好評制限措置― 第八章 イギリスにおける対児童犯罪・少年犯罪・性犯罪に対する最近の立法措置 イギリス「二〇〇〇年刑事司法及び裁判所業務法」による資格剥奪命令・コミュニティ命令・「一九九七年性犯罪者法」改正― 第九章 イギリス「二〇〇三年性犯罪法」の成立と性犯罪被害者の保護 旧性犯罪法律の包括的整備― 結語