出版社コメント情報
≪目次≫ 序章 香港基本法と「一国両制」 問題の所在/本書の構成 第1章 香港特別行政区基本法 香港特別行政区基本法の形成/基本法の規定する制度/従来の司法制度 第2章 基本法解釈権の帰属―「新移民」と居留権事件― 基本法解釈権/居留権事件/基本法解釈権の帰属/全人代常委会の解釈権行使をめぐる法的議論/考察 第3章 違憲審査権の限界 過渡期香港政治と臨時立法会― 香港法院における違憲審査権/違憲審査権の限界/違憲審査権の限界をめぐる法的議論/考察 第4章 刑事管轄権の分割 中港越境犯罪と「大富豪」事件― 張子強事件/刑事裁判管轄権の分割をめぐる法的議論/考察 終章 同床異夢の「高度の自治」 総括/展望と課題 あとがき 事項索引