≪目次≫　１　行政のガバナンス　近隣自治と近隣政府　（寄本勝美）　現代「経国済民の策（ statecraft ）」論　「公」と「民」の接合領域の拡大を踏まえて―　（山本武彦）　地球公共財としての平和　世界平和財への理論的アプローチ―　（星野昭吉）　「新しいガバナンス」と行政の課題　学校給食事業の日米比較を通じて―　（小池　治）　変容する国民国家と地域ガバナンス　スコットランドと沖縄を事例とする一省察―　（島袋　純）　イギリスにおける新しいガバナンスのランドスケープ　ブレアリズム的ガバナンスと「民主主義の新しい実験」の試み―　（安　章浩）　２　公共政策の展開　公務員制度改革と能力主義の課題　（辻　隆夫）　港湾行政と港湾整備事業の改革　（香川正俊）　環境省と環境政策ネットワーク　（風間規男）　我が国公教育・就業組織と集団主義文化の再生・変容　「挙国一致」の指向・行動パターンの再生産―　（西東克介）　自治体における消費者行政の展開と競争政策　消費者基本法の制定を契機として―　（岩本　諭）　３　国際行政と各国の動向　英国における地方選挙の投票率と自治体再編　（大山耕輔）　極東ユダヤ人大会と日本　（丸山直起）　ＥＵ食品安全政策と欧州食品安全庁の創設　超国家的国際行政におけるアカウンタビリティの確保―　（福田耕治）　フランスのＥＵ政策調整メカニズム　（久邇良子）　中国における「法による行政」の法整備について　『行政許可法』の制定を中心に―　（熊　達雲）　ファッショナブル・レーバー　中北欧コーポラティズムの東欧的転回―　（篠田　徹）　日独テレコム規制の展開と展望　（縣　公一郎）　片岡寛光先生経歴・主要業績目録