≪目次≫　〔１〕　総論　保険業を取り巻く新たな動向　（石田重森）　保険民営化の意義　バイエルン保険公社グループのケースを中心に―　（下和田　功）　日米保険協議の周縁と簡易保険のナショナル・トリートメント問題　（山浦広海）　安心と保険　（大石正明）　保険と保険会計基準　（吉澤卓哉）　〔２〕　損害保険　印象派絵画の横領事件と保険者のてん補責任　貨物保険金請求事件を巡って―　（林　忠昭）　損害填補の制限と緩和に関する約款の一考察　（姉崎義史）　フランス貨物海上保険証券の概説　（大谷孝一）　医療業務を対象とする賠償責任保険に関する保険事故のあり方　（大羽宏一）　1556年セビーリャ海上保険条例研究序説　（近見正彦）　被害者側からみた示談代行交渉の実態と在るべき姿　3件の示談交渉に関わって―　（田畑康人）　過失責任ルールの経済学的考察　不法行為制度における責任保険の経済的機能―　（堀田一吉）　障害等級表と保険制度　（李　洪茂）　〔３〕　生命保険　情報化社会の進行と生命保険事業の将来　（武田久義）　相互会社をめぐる法的諸規定の再検討　（米山高生）　生命保険会社の収益性指標について　エンベディット・バリューの開示とその課題―　（江澤雅彦）　生命保険業におけるディスクロージャー問題と今後の方向性　（恩蔵三穂）　〔４〕　リスクマネジメント　今後の災害対策とリスクマネジメント　（赤堀勝彦）　自然災害と危機管理の事例　（石名坂那昭）　保険市場と資本市場のリスク負担　リスク財務の広がり―　（大城裕二）　海洋汚染防止と海上防災システムの構築について　（羽原敬二）　海外プロジェクトにおけるリスクマネジメント　（石田成則）BR>　〔５〕　社会保険　社会保障改革における保険主義と福祉主義の交錯　（岡　伸一）　〔６〕　貿易・海運　港湾運送事業と製品輸入　（三村眞人）　我国で使用されるトレード・タームズの実証分析について　（小林　晃）　コンテナ・ターミナルでの荷主と船会社との責任分岐点に関する一考察　（石原伸志）　多国籍企業の管理とネットワーク　（篠原敏彦）　荷主（石油会社）による原油タンカー保有の船主リスク引受けについて　（合田浩之）　松島　惠先生略歴・業績目録