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第二次大戦を拡大させ冷戦を呼び起こしたルーズベルト外交を批判! フーバー元大統領ガ20年の歳月をかけた注目の書、ついに全訳刊行! 米国第31代大統領フーバーが、膨大な史料をもとに大戦時の国際情勢と米国外交を検証。フーバーの次代大統領ルーズベルトの政権下で戦争は「世界大戦」へと拡大していった。本書は参戦回避の民意を抑え、ヨーロッパの紛争に介入したルーズベルト外交が、「自由への裏切り」と言うべき冷戦を出現させるに至ったプロセスを詳細にたどる。世界のパブリック・メモリーとなった戦勝国による大戦史に修正を迫る最重要書の全訳。 <下巻> ヤルタ会談/大西洋憲章精神の後退/ポツダム会談とその後/極東に関わる秘密協定の隠蔽/自由への裏切りを自覚していたチャーチル/原爆投下がもたらしたもの/自由ポーランドの死/中国の衰亡・・・。