出版社コメント情報
「志のあるところ、気もまた従う」(吉田松陰)、「日本を今一度せんたくいたし申候」(坂本龍馬)、「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、仕末に困るものなり」(西郷隆盛)、「吾この柵にありて、退く者は斬らん」(土方歳三)ほか、高杉晋作、横井小楠、勝海舟、福沢諭吉など、幕末維新から明治にかけて、憂国の念をもって活躍した武士や知識人、市井の徒まで。彼ら志士たちの熱血・警世の言葉を集めて解説を付した「声に出して」シリーズの一冊。現代に生かす叡智、志ある生き方、逆境にあってもへこたれない精神、公のために一身をささげる純粋さ、などを学ぶことができる著者独自の解説。読んで声に出せば、生きる勇気が湧いてくる言葉の数々を紹介する。