出版社コメント情報
法曹関係者、必読の書! 日本初となる、官民協働で運営する「PFI刑務所」を 実現させた著者が語る“日本の刑務所の未来像”!民間のノウハウを取り入れた官民協働の刑務所として知られている「PFI刑務所」。現在、全国に四つの社会復帰促進センター(PFI刑務所の呼称)があります。このPFI刑務所を一から築き上げた現役の法務省大臣官房審議官である著者が「日本の刑務所の未来像」をはじめて語ったのが本書です。PFI刑務所とは何なのか、公権力が行使される刑務所をなぜ官民協働にしようと考えたのか、どのようなメリットはあるのか、地域住民の受け入れ態勢はどうだったかなどの疑問にすべて答えています。本書は、自身の経験から法務省が考える刑務所のあり方までを誰にでもわかりやすく説いた、まさに「日本の刑務所入門書」といえます。【目次案】 第一章 地域共生型刑務所誕生 第二章 官民協働による地域共生型刑務所 第三章 日本の刑務所の実情と官民協働の模索 第四章 再犯率ゼロを目指す社会復帰促進センター 第五章 日本のコミュニティ・プリズンとして 【コメント】 見城美枝子氏(ジャーナリスト・青森大学教授)からの推薦コメント――西田博審議官は信念の人です。今までにない民営刑務所構想に法務省はどう動いたのか……。本書は、PFI刑務所が開所するまでの経緯と、著者の人徳と情熱を記録した「西田ファイル」の“読む”ドキュメンタリーです。