出版社コメント情報
磯部四郎-1851年富山藩生れ、維新後村上英俊塾で仏語を学ぶ、明治5年明法寮入学、同8年パリ大学(第1回)留学、同12年帰国、判事・書記官を経て同13年民法編纂委員、同19年検事、民法草案編纂委員として人事編を担当、同20年法律取調報告委員として財産取得編のうち相続、遺贈、夫婦財産契約を起草、明治26年法典調査会委員、弁護士、貴族院議員等。この間司法省法学校、明治法律学校等での講義担当。刑事法、民商法、訴訟法、憲法から法哲学まで全法分野にわたりぼう大な著作物を残す。大正12年関東大震災で被災去、73歳。