出版社コメント情報
人権主流化の構造と国際法の価値的枠組み。解放言説としての可能性と批判的な視座を軸に、人権の国際法における多彩なアプローチ(フェミニスト、第三世界等々)から、更なる展開を試みる。国際法の人権化. 原子力災害と人権. グローバリゼーションと国際人権法. カナダに見る拷問禁止規範の揺らぎ. 〈文明化の使命〉と難民の現在. 〈人類の敵〉海賊. 国際法におけるフェミニスト・アプローチ. 国際法とジェンダー. 国際法/暴力/ジェンダー. 「慰安婦」訴訟・再考. 自由権規約. 難民条約. 障害者権利条約. 女性差別撤廃条約. 国際社会の法構造