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「弱い」阪神百貨店を「強く」した、サラリーマン社長の大改革とは; ;「弱小集団からどこにも負けない店になるには食品しかない」;どの百貨店も利益率の低い食品に見向きもしなかった頃、デパ地下に目を付けた経営者がいた。阪急、大丸、近鉄など錚々たる百貨店が揃う関西にあって、それらの後塵を拝していた阪神の三枝輝行である。一介のサラリーマンとして入社し、さまざまな改革に取り組みトップにのぼりつめ、ついには実業家としてその名を轟かせた三枝の痛快な会社人生と、それを支えた発想力、仕事哲学とは。; ;浜村淳さん推薦!;「三枝さんは食品売り場を華やかなテーマパークにした!」;三枝さんは「有言実行」の人です。阪神百貨店の社長時代、それまで軽視されていた地下食品売り場を充実させ、イートインコーナーもふくめてテーマパークのように華やかで楽しい場所に仕立てあげました。数々の功績は、いかなる人間形成によって成り立って行ったのか? その原点をさぐり、波瀾に満ちた人生の苦闘と喜びを語った本書は、単なる経営の参考書ではなく人生の指南書として、また興味深い読み物としてもおすすめ致します。