出版社コメント情報
現代日本をつくり上げた巨大権力の意図と手段 「処刑しないほうが得策」と即断させた昭和天皇の覚悟 いま捉えなおしたい 日本国憲法成立の軌跡と意味 東京裁判を転換点として変わった「日本利用」の価値 本誌はノンフィクション作家・保阪正康の総合監修により、戦後日本を占領した「巨大権力GHQ」の「日本解体の手法と意図」を再検証します。東京裁判を中心とした2つの日本の顔「占領前期(解体される日本=民主化・非軍事化)」「占領後期(東西冷戦の極東の拠点とされた日本)」を通じ、GHQに導かれた現在の民主主義=アメリカン・デモクラシーを昇華させた「日本の民主主義」を考えます。