出版社コメント情報
保育の質を上げていくために、記録の検討が要となるとよく指摘されます。ただ実際には、どういう記録をとればよいのか、内容をどのように検討すればよいのか、どう改善すればよいのか、わからない人も多いでしょう。本書は、そこをわかりやすくしました。一人ひとりの個性がよく現れる幼児期の子どもの様子をまんがで示し、その場面についての担任の保育日誌例を収載。その記述で不足している点や気づいてほしい点を解説しました。そのうえで、改善した記載例と、「領域」の育ちや「育みたい資質・能力」の視点からのとらえ方のポイントをまとめています。さらにはワークで具体的な事例をもとに記録を書くことで、視点と書き方がばっちり身につくしかけとなっています。