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中小企業の業況が一段と悪化し、かつてない厳しい状況となった2008年度の動向を分析し、こうした状況の中、中小企業がその強みである創造性や機動力を一層活かし、直面する苦境を乗り越えていくための視座として、中小企業のイノベーションと人材の確保・育成を取り上げています。 ▼「第1章 2008年度における中小企業を巡る経済金融情勢」では、世界的な金融危機が発生し、世界経済が減速している影響を受け、我が国の景気が急速に悪化し、雇用情勢が厳しさを増す中、中小企業の業況、資金繰り等の動向を分析しています。 ▼「第2章 中小企業による市場の創造と開拓」では、厳しい経済情勢の下、中小企業が売上の維持・拡大を図っていくため、変化する市場のニーズを把握し、イノベーションを実現していくための課題を分析しています。 ▼「第3章 中小企業の雇用動向と人材の確保・育成」では、雇用状況が厳しさを増す中、中小企業の雇用動向や中小企業で働く人材の現状を示すとともに、中小企業を支える人材の確保・育成に向けた課題を分析しています。 本書が、中小企業の経営者や中小企業の施策に携わる皆様に様々に活用されることを期待しております。