出版社コメント情報
本書は、環境に関する主要な学説を比較的近年のものまでバランスよく取り上げている。第1章では、初期の生態学的思索家たちの理論に焦点を当てることにより、環境思想の基礎について明らかにし、第2章では、現代の環境保護主義の勃興に寄与した社会・経済的なトピックスについて説明。 本書の中心となる第3章から第13章で、1960年代から70年代に環境思想に重要な貢献をなした人々について年代順に、思想と時代が述べられる。経済学者の功績を高く評価しているのも特徴のひとつである。最終章は、80年代から今日までの思想に言及する。 原書は、1セメスター用の教科書として使用されている。