出版社コメント情報
内容概略 本書は、エクセルの統計分析機能を使って、なるべく客観的に政策評価をしたいと感じている読者のための平易な解説書です。市民生活は、ある政策を実施したことによって改善したと言えるのでしょうか? ライバルの隣町と比べて、より改善したと言えるでしょうか? 全県の中ではどうでしょうか? そして、市民の日常感覚からは改善効果を実感できるのでしょうか? こうした疑問に関して、エクセルを使って回答することを試みています。 今までの類書には見られなかった極めて分かりやすい解説が本書の特徴です。政策評価の代表的な事例ごとに、エクセルの操作と出力表の読み方を図解入りで丁寧に説明しています。また、よく寄せられる質問に関しては、会話形式で回答を導いていきます。本書を通じて、エクセルの統計分析機能を使った政策評価の実力が確実に身についていくはずです。 客観的な政策評価が求められる‘新しい時代'に生きる議員、公務員、市民組織やNPO関係者にとってはまさに必携の書だと言えるでしょう。さらに、公共政策系の大学・大学院や自治体研修機関での教科書や参考書としても最適の一冊に仕上がっています。