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先行き不透明な時代でも、「わからないことに取り組む力」があれば、前に進んでいけますし、何事も楽しめるでしょう。そのためにはまず、「論理的に筋道を立てて考られる」ようになるのが王道でしょう。ただ、急にそんなことを言われても、困ってしまいますね。しかし例えば、さまざまな実験を通して、「なぜそのような結果になったのか」を考え、「理系」のものの見方に触れていけば、だんだん自分で考える力がついてきます。実験は、実験室で行うものばかりではありません。一般の家庭でできるものもたくさんあります。本書では、そのような30以上の科学実験を、「数値化」「分ける」「比較する」「変化させる」「反応させる」「モデル化する」「可視化する」の7テーマに沿って解説しています。実験をするときどこに注目したらいいのか、どのように試行すればいいのかがわかりやすいよう、このような構成としました。できるだけ、おもしろくて頭に残りやすいもの、身近なものにある秘密がわかるものを集めました。作業時間も短いものが多いので、ちょっとした空き時間や休日に、楽しみながら「理系力」をつけていきませんか?