出版社コメント情報
著作権法改正(2009年)に伴い、障害者の情報保障に向けた活動を円滑に行うために著作権者の権利制限規定が拡充され、障害者用資料を利用できる人が大幅に拡大されました。さらに、障害者用資料を公共図書館・大学図書館・学校図書館等の施設で製作し、提供することも可能になりました。こうした改正を踏まえて、図書館では障害者へのいっそうの情報提供サービスを行うことが求められます。本書は法改正の概要を解説するとともに、図書館で何ができるのか、具体的事例と法的根拠をわかりやすく示すことで、今後の障害者サービスの展開に資する手引書です。本書をきっかけに、障害者のための図書館サービスに取り組んでください。