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不正の迷宮三菱自動車 スリーダイヤ転落の20年

不正の迷宮三菱自動車 スリーダイヤ転落の20年

商品コード:X1009784822236670

  • 著者日経ビジネス/編 日経オートモーティブ/編 日経トレンディ/編
  • 出版社名日経BP社
  • ページ数295P 19cm
  • ISBN978-4-8222-3667-0

販売価格1,650円(税込)

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おすすめコメント

三菱自動車の燃費改ざんはなぜ起きたのか。そして、三菱自動車ではなぜ何度も不正が繰り返されるのか──。「日経ビジネス」「日経オートモーティブ」」「日経トレンディ」など日経BP社の各媒体の総力を集めて燃費不正問題を検証した。軽自動車4モデルで発覚した不正は、三菱自動車の運命と自動車産業のあり方を大きく揺さぶった。危機的状況に陥った三菱自動車を、日産自動車が傘下に入れて救済。スズキでも燃費に関する不正が発覚し、国の制度が見直されるなど「パンドラの箱」を開けた。不正の原因を探ると、そこには絶望の縁に立たされた開発現場の姿があった。ダイハツ工業やスズキとの燃費競争に勝とうと、目標は5度も引き上げられた。現場の「無理だ」との声は経営陣には届かない。走行試験などを担当する技術者は追いつめられ、不正に手を染めた。データを改ざんするための専用ソフトウェアまで開発され、不正の手口は代々引き継がれていった。開発現場だけの問題ではない。三菱自動車はこの20年近く、経営の混乱が続いてきた。リコール隠しなどの不祥事もあり、株主や経営者が次々に変わった。技術者や次々に会社を去り、競争力は低下していった。経営が迷走すれば現場はモチベーションを落とし、それが不正の温床となる。本書が紹介する三菱自動車の「転落の歴史」は、そうした事実を改めて教えてくれる。