浄土真宗の篤信者、「妙好人」。本書は妙好人に関する膨大な研究論文のうち、特に画期をなした３８本を精選。同研究に必備の一冊。

浄土真宗の篤信者、「妙好人」。妙好人に関する膨大な研究論文のうち、特に画期をなした３８本を精選する。；内容：『妙好人伝』とその作者たち　佐々木倫生著．　初篇『妙好人伝』の一考察　朝枝善照著．　仰誓の立場と『親聞妙好人伝』　大桑斉著．　初期『妙好人伝』成立の背景　島田一道著．　幕末における『妙好人伝』編纂の意味　柏原祐泉著．　「近世門徒伝」と『妙好人伝』　平田徳著．　妙好人伝編纂史再考　黒崎浩行著．　『妙好人伝』の出版とその問題　土井順一著．　『妙好人伝』と『続妙好人伝』の出版と流通　万波寿子著．　『往生伝』と『妙好人伝』　菊藤明道著．　近世『妙好人伝』研究の経緯　児玉識著．　妙好人の研究　林智康著．　妙好人の言動と真宗聖教　竜口明生著．　妙好人の心理学的研究　岡道固著．　教育における妙好人的心性の陶冶　川村覚昭著．　大乗浄土教の精華　本多靜芳著．　妙好人の姿　志村有弘著．　妙好人と私　玉城康四郎著．　妙好人の現代的意義　五十嵐明寶著．　妙好人の回心経験をめぐって　寺川幽芳著．　真宗における宗教的人格　釈徹宗著．　妙好人の認識の在り方と世界観　中尾将大著．　妙好人から学ぶもの　直林不退著．　妙好人輩出の宗教的社会機能　吾勝常行著．　妙好人を通して見た生命観　新保哲著　ほか１３編