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戦時中「東洋一の航空機メーカー」とも呼ばれた中島飛行機は、1917年5月に産声をあげ、ゼロ戦を含めた戦闘機や軍用機を製造した。戦後は富士重工と名前を変え、爆発的ヒットを記録した「ラビットスクーター」や「スバル360」、名車でありながら大衆車・カローラの後塵を拝した「スバル1000」、そして今なおスバルの代名詞といえる「レガシィ」などの歴史に名を残すクルマを世に送り出し、熱狂的なファンを生みつづけてきた。一族経営ではないスバルの主役は、紛れもなく技術者たちだった。だからこそ苦労してきたところも多い。不器用ながらも試行錯誤してきたスバルの100年を、ルポルタージュを得意とするノンフィクションライターが描いた1冊!