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天才作家・石ノ森章太郎が描いた幻の作品がついに読める! 貸本市場にしか出回ることの無かった伝説の『少年同盟』が、当時の造本、風合いをそのままに、貴重な曙版未収録オリジナル小冊子付の“豪華復刻版”としてよみがえります!初の復刻部分もあり、これが最初で最後の完全版! この機会を逃すと絶対に入手不可能な逸品です。 石ノ森章太郎が発表した『少年同盟』には、1962年の4月号から12月号まで雑誌「少年」(光文社)に掲載されたものと、新たに書きなおした1967年4月15日から1968年3月31日まで「朝日小学生新聞」(朝日学生新聞社)に連載されたものとが存在します。「朝日小学生新聞」連載のものは、その後、虫プロ商事から全3巻として単行本化されるも、ファンの間ではこの雑誌「少年」版の『少年同盟』を読みたい!という声が根強く残っていました。その中でも、1960年代頃まで隆盛を極めた「貸本」向けにまとめた曙出版の『少年同盟』は、カラーの美しさ、流れるようなストーリー展開と、抜粋版ながら非常に完成度が高い作品となっていました。また、「貸本」という形態の特殊性からも滅多に古書市場に出ることも無く、その希少さから、しばしば幻の逸品と言われてきました。今回は、奇跡的に入手した曙出版の原本を、現代印刷技術の粋を集めた形で完全再現!当時の「貸本」のままの風合い、造本とあわせてお楽しみください。